昨年インスタグラムでは
たくさんの応援をいただいていたので
サボテンのことをご存知の方も多いと思いますが
今日はそんなサボテンちゃんについて触れたいと思います
サボテンはわさびちゃんちの子
2017年最後の子猫保護になった
よつば・しばふの兄弟でした
保護して2日目のしばふ・よつば |
【ご注意ください】
野良の子では、珍しくもない状況ではありますが
以下、見て辛くなる方もいらっしゃると
思いますので
あらかじめ、お知らせします
上 サボテン 下 よつば |
この子猫たちは
2017年にTNRをしたエリアの
最後の1匹が捕獲できず
7月に産まれた子猫たちです
お腹が大きいときから何度も試みましたが
その日の餌やりをやめてくれない方のおかげで
捕獲機には近寄りもせず
いまだ捕獲できていない母猫ちゃん
子猫が生まれたらしいと聞いたときは
唯一協力してくれる近所のご夫婦のおばさんと
父さんと3人で母猫さんの後を追ったり
近所に聞き込み
おばさんが案内してくれる隠れやすい場所など
捜索しましたが手掛かりはなし
1ヶ月も外に置いておくのは嫌でしたが
母猫さんが餌場に連れてくるのを待つことになりました
そして、1ヶ月ほどたち
5匹の子猫が餌やりさん宅に現れました
ここの餌やりさんも
協力的ではありませんが
妊婦猫や子猫が生まれたら
連絡をくださいとお願いしていました
しかし、そのお願いも子猫たちも無視され
協力してくれるおばさんが子猫たちに
気がついたのは数日後
その数日間に
子猫たちは猫風邪による体調不良で
どんどん衰弱
餌やりさんの話では
「もう育児放棄されて、1匹でいたんだわー」
これは
生後1ヶ月の子猫が外で
母猫さんのそばにいることもなく
ひどい猫風邪にかかり
それぞれがたったひとりぼっちで
夜風にあたり
なんとか耐えている状態のことを言っているわけです
連絡をもらい保護に向かいましたが
保護できたのは3匹
1匹は道路で倒れたのかカラスにやられ亡くなり
もう1匹は行方不明
サボテンも道路の真ん中で横たわっているところを
カラスが騒ぎ囲んでいたそうです
何日飲んでいなかったのか
このくらいの子猫なら、食べれなくても
母猫のおっぱいを飲んでいたら、まだ大丈夫な時期です
でも鼻がふさがり飲めなかったのでしょう
抱き上げたサボテンは骨と皮
どこを触っても冷たくて
においも出ていました
すぐに連れて行った病院で
できる治療はすべてしていただきましたが
多分、朝までは難しいと言われました
今だから言えますが
「亡くなった時、名前もおうちもないなんて・・・」
そんなことが頭をよぎり
父さんと急いで付けた名前
父さんと急いで付けた名前
でも、生きていれたら
かわいいって言ってもらえる名前
そして強い名前
サボテン
サボテンは朝まで生きました
朝までのカテーテル給餌の際
少しずづしか入れられなかった
温かいミルクでも
おなかがいっぱいになる感覚が気持ちいいのか
穏やかな表情になったのも思い出します
しかし最期は決して安らかではなく
苦しんで苦しんで
もがいて泣いて亡くなりました
悲しくてわんわん泣いているみたいだった
ちょうど 父さんがドイツに行っていて
一緒にお別れができなかったので
この写真をメールで送りました
こうして
わさびちゃんちの子になったサボテンです
サボテンは
みなさんに存在も知ってもらえましたが
家の中だったか、外だったかの違いで
こうして亡くなっている猫がたくさんいます
本当に多いです
母猫さんといてもダメなんです
お薬やごはんが必要で
人間の力がいる
野良は野生ではないから・・・
と、父さんと母さんは考えます
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かあさん、サボテンちゃんのことブログにしていただいてありがとうございます。
返信削除猫は人間に飼われる動物であり、イノシシとかタヌキといった野生で生きられる動物とは違う生き物だと私も思います。
私の実家にいる3匹の猫たちも公園で拾ってきたり、捨てられそうになっていたところを引き取ってきた子たちです。今は私の仕事の都合で迎えることができませんが、仕事が落ち着いたら近くの保護施設にいる子を迎えたい、と思っています。
1匹でも多く、暖かいお家に迎えられますように!